ユウセイ写真館

2008三郷さとっこまつりユウセイダーショー

『夏の祭りシリーズ 三郷で12時にバルゴが踊る』



今回は三郷のさとっこまつりに、ユウセイダー初登場だ!

まずはお姉さんの挨拶から。
「ユウセイダーはブルバーストと一緒に街の平和を守っているヒーローです」

そう! 三郷では、ブルバーストが何度も戦いを繰り広げていたのだ。



すると、なんだか変な祭りばやしと共に、変な奴らが踊りながら現れた。



バルゴ・ザ・フェスタ
「我こそは、宇宙お祭り帝王、バルゴ・ザ・フェスタ様だ!
俺様はお祭りが大好きだ。だがみんなの祭りではない。
俺様が中心の祭りが好きなのだ!
このお祭りも『さとっこ祭り』ではなくただいまより『バルゴ祭り』とする〜!!

お姉さん
「なに言ってんの! ここはみんなで楽しむみんなのお祭りよ!」

バルゴ・ザ・フェスタ
「まあまあ、そう硬いことを言うな。
俺様のお祭りを一度味わえば、誰もがハッスルハッスル!
なんだか知らないが天下取った気分だぞ!君も出世が出来るってもんだ!

我がバルゴ祭りはなあ!
バルゴかき氷にバルゴポップコーンあわせて1万円なり、
バルゴ射撃は光子力、バルゴ輪投げは岩砕く!
最後はバルゴ盆踊りを100万人で踊るのだ〜!」



会場の子供達をそっちのけで、ノリノリで踊りだす。
会場は困惑と迷惑のるつぼと化した。



良い子達を小ばかにしたようなバグッター達の踊り。
その時、天からの声が響いた。

ユウセイダー
「待て!!」



ピタッと動作が止まる一同(お姉さんも)



ユウセイダー
「みんなが準備したお祭りに、無断侵入していいって法はねえぜ!」

真紅のヒーローの登場だ!


たちまち、お祭りバグッターを蹴散らすユウセイダー。



ユウセイダー
「三郷の友達が楽しみにしてたさとっこまつりは、お前一人のものじゃない!
お前みたいな自分勝手なワガママ野郎は、この俺様が思い知らせてやる!」

バルゴ・ザ・フェスタ
「タンカだけぁ、いっぱしだなあ! しかぁし!」



バグッター
「ウィーン ウィーン」


機械音と共に現れたのは、花火型爆弾だった。

バルゴ・ザ・フェスタ
「我々は、すでにこの三郷に、巨大でイカすゴキゲンな
巨大花火をセットしてある!
お前さん一人がジタバタしても、俺様のお祭りは
もう宵の口の乾杯に向かって仏恥義理にまっしぐらだぜ!」

ユウセイダー
「ちっくしょう! 汚い真似を!」

バルゴ・ザ・フェスタ
「何? 祭りに花火は欠かせねえだろ! 止めたきゃ、コブシで止めてみろ!」



ユウセイダー対バルゴ・ザ・フェスタの一騎打ち!



しかし、絶好調のバルゴに対し、爆弾を気にするユウセイダー
形勢は圧倒的にユウセイダーに不利だ!



ユウセイダーは捕らえられ……



バルゴの必殺技
「バルゴフェスティバル&カーニバル」
に倒れた。

あやうしユウセイダー!
あやうし三郷!



お姉さん
「みんな! このままじゃユウセイダーがやられてしまう! どうしよう……
そうだ! ユウセイダーの歌を私が歌うわ! みんな、手拍子で応援して!」


お姉さん渾身の力で「ユウセイダーアクション」を歌う!

バルゴ・ザ・フェスタ
「おっ! はっ! ヨットせ……
あれ? 何だ、このゴキゲンなリズムは?」



ユウセイダー復活!

バグッターもいつの間にか手拍子をしているぞ。


バルゴ・ザ・フェスタ
「おおっ? 俺様の必殺技をくらっても立ち上がるとは!」


ユウセイダー
「みんなの応援があれば! お前の技など、なんでもない!」


悔しがりつつも、リズムに乗ってしまう、バルゴ・ザ・フェスタ。



ユウセイダー
「ヨッ!」

バルゴ・ザ・フェスタ
「ハッ!」

いつの間にか、踊りながら戦う二人。



ユウセイダー
「ヨイヤさ!」

バルゴ・ザ・フェスタ
「ホイヤさ!」


二人の意気はピッタリだ!



バルゴ・ザ・フェスタ
「あわあわわ!
これじゃあ、俺様だけハッスル祭りにならないじゃないか〜!」



ユウセイダー
「そうだ! これが、みんなで一緒に楽しむ、本当のお祭りの歌なんだ!」



バルゴ・ザ・フェスタ
「楽しそうだけど、俺様がちっとも主役じゃないじゃないか!
ええい! バルゴ祭りは雨天延期だあ! みんな、帰ってガッカリ祭りだ!」

バルゴ一味はガッカリ踊りをしながら去っていった。



お姉さん
「ありがとう、ユウセイダー! お祭りを自分勝手にしようって奴も、帰って行ったわ!」

ユウセイダー
「いやいやお姉さん。本当にお祭りを救ったのは、お姉さんの元気な歌声と、
お祭りに集まったみんなの気持ちさ!みんなの気持ちで、俺は戦えたんだ!

あの、ひょうきんな一味も、お姉さんの歌で、お祭りの本当の楽しさが解って、
帰って行ったんじゃないのかな?

さあ、本当のお祭りはこれからだ! お姉さん、みんなのためにまた歌ってよ!」



ユウセイダーの歌を熱唱するお姉さん。

会場からもノリノリで手拍子が入る!


すると……



バルゴ軍団が踊りながら、会場に戻ってきた。



バルゴ・ザ・フェスタ
「いやいやいや〜すまん!俺が悪かった!
もうなあ、お姉さんの歌とみんなの踊りを聞いていたら、いてもたってもファイヤーダンシン!
頼むから俺もお祭りの仲間に入れてくれよ〜!」



バルゴ達も加わって楽しい踊りが始まった!









(ぶっつけ本番なのに)息のあったみんなの動きに
会場は一体となった!



お祭りは、みんなで仲良くに楽しむのが一番!
暑い夏に、さわやかな風が吹きぬけるのだった。



ユウセイランドTOPへ